タコ釣りは楽しい!安上がりの裏ワザとは?
こんにちは!最近タコ釣りに嵌っているlogiです。
釣りは子供のころは頻繁に行ってたので全くの初心者という訳ではありません。
十数年前にはなりますが、友達に誘われてブラックバス釣りにも嵌りました。
今回、久々に釣りに行ってみたら楽しくて(笑)、最近は仕事帰りに30分~1時間だけ釣りして帰るようになりました。
最初は穴釣りでガシラとかを釣って喜んでましたが、その後チョイ投げでキス釣りしたり、今年爆釣のタコ釣りに嵌ってしまいました。
タコ釣りに興味がありやってみたいという方必見!!
タコ釣りの楽しみ方を徹底解説致します。
【タコ釣り】
◊タコの釣れる時期
タコは年中狙うことはできますが、
良く釣れる時期は、水温が上がる5月〜9月頃です。
特に6月〜8月頃は新子が多く、もっとも良く釣れるシーズンです。
タコ釣りを始めるには最適でしょう。
◊タコの習性
タコは夜行性で夜に餌を求めて活発に行動する習性があります。
また朝夕のまづめ時も活発に活動します。
昼間は障害物や藻に隠れています。
◊タコの釣り方
タコ釣りは大きく分けて2つあります。
①船で沖に出て釣る船タコ釣り
私の住む関西圏では明石の船タコ釣りが最も有名で爆発的な人気があります。
ゲーム性がありルアーマンにも人気があります。
②陸から釣る陸タコ釣り
身近な漁港や堤防、テトラでもタコ釣りが出来ます。
*私はもっぱら陸っぱり専門です。
◊タコが潜んでいそうな場所
・漁港や堤防の壁際
タコは堤防のつなぎ目など、隠れ家になるような場所に身を潜めていることが多く、
また堤防の角や、障害物のあるような場所、餌となる貝類やカニがいそうな場所に潜んでいます。
・沖の海底
少し沖にキャストして、岩や捨て石・藻などの障害物がある場所に潜んでいます。
・石畳・岩場
タコが隠れやすい隙間が多く餌も豊富なので高確率で潜んでいます。
◊タコ釣りの仕掛け・釣り方
・タコジグ
イイダコの様な形をしていて、岸壁の壁際を上下に揺らしながら誘います。
上から底に誘いながら落としてあたりを探りましょう!
逆に底から上に誘いながら上げてくると壁のイガイなどにひかかりやすくなりジグのロストの確立があがってしまいます。
・タコエギ
タコエギは現在のタコ釣り人気の立役者と言えます。
元々はイカを釣る餌木をタコ様に改良したものです。
エサを使用しなくても手軽にタコが釣れるので、タックルとタコエギを車に常備しておけば、いつでもタコ釣りを楽しめるので、陸でも船でも人気が急上昇していて、テンヤ仕掛けに変わりタコ釣りのスタンダードになってきています。
・タコテンヤ
従来はテンヤにアジやカニ、手羽先、豚の脂身などの生エサを巻き付けて釣りますが、カニやエビの疑似餌ワームなどを巻き付けても良く釣れます。
◊タコ釣りタックル
・竿
タコはあわせた瞬間に岩や壁に張り付くことがあるので、それを剥がすことが出来る様な硬い竿が向いています。
硬めのバスロッドやエギングロッドがあれば十分です。
ちなみに私は柔らかいバスロッドで始めました。
新子(タコの赤ちゃん)が釣れる春先なら十分でした。
秋以降の大タコ釣りに挑戦したい方はタコ釣り専用の竿を購入した方が良いでしょう。
・リール
リールは際釣りならベイトリール、キャストして沖を狙うならスピニングリールが良いと思います。
ベイトリールは手返しも良くパワフルなのでタコ釣りに適しています。使い慣れている方ならベイトリールが良いでしょう。
沖狙いならスピニングリールがお勧めです。
ベイトリールの様なバックラッシュの心配もありません。
初心者の方なら間違いなくスピニングリールをお勧めします。
【タコ釣りの問題点】
タコ釣りには、避けて通れない問題点があります。
それは、障害物があるような場所を探ったり、底をさびいてくる釣り方なので仕掛けのロストが半端ないです。
決して安くはない仕掛けを1投目で根がかりしてロストってことも日常茶飯事です。
つまり、仕掛け代が高くつく。 😥
◊仕掛けを自作しよう
どうせすぐにロストしてしまうのなら、高級な仕掛けじゃなく自作して安く済ませましょう。
自作仕掛けでそのポイントを探り、根掛かりなどのリスクが少ないことを確認するという使い方も出来ますし、仕掛けづくりそのものを楽しむことも出来ます。
・ダイソーの100均餌木をカスタム
100均で売っている餌木はイカ釣り用の餌木なのでタコ様にカスタムした方がいいです。
イカ用餌木はカンナと呼ばれる針が付いていますがタコの掛かりは弱くバラす確率が高くなります。
YouTubeなどで検索すれば色々出てきますが、私はブラックバス用のオフセットフックを巻き付けてフックの強化をしています。
*接着剤と糸でしっかり固定しましょう。100均餌木は造りが弱いので外れそうな場所も同時に接着剤で補強しましょう。
*この画像のフックはかえりがそのままですが、根掛かりした時の対策としてかえりはペンチなどで潰しておいた方が良いと思います。
*タコはアピールが大事です。身近なもので目立つようにすることで釣果アップします。
(ビニールのひらひら・使わなくなったワーム・タコジグのカバーだけ・反射テープなど)
これなら製作費200~300円程度で済みます。
*タコ釣りのエピソード
私は、タコ釣りの合間にキスのチョイ投げ釣りもするのですが、キスを狙いにキス仕掛けでチョイ投げをしている時に子ダコが掛ったことがあります。
この時は、偶然かと思ったのですが別の日に横でキス釣りをしていたキス仕掛けにもヒットしていました。
恐らく、キス仕掛けのジェット天秤などに反応したのではないかと思います。
底をズルズルと動くジェット天秤に抱き着いたところ、その後方のキス針にひっかかったのではないでしょうか。
つまりタコは底を動く目立つものに抱き着く習性があるのです。
・木材と針金でテンヤを作成
画像は釣具店で売っているタコテンヤ仕掛けです。(ワーム追加してます)
構造はいたって単純なので自作してみましょう。
最初に自作したタコテンヤ仕掛けがこちら👇
木材を舟のような形状に削って、ブラックバス用のフックを取り付けて、スルメで釣ったカニとそのスルメを仕掛けに巻きつけました。シンカーはダイソーの14gジグです。
その結果どうなったと思います?
・・・
船のごとくプカプカ浮きました。(笑)
ちゃんと水中に沈むかどうか。水中姿勢なども確認しておかないといけませんね(笑)
更に改良に改良を重ねました。
木材の比率を少なくしておもりを追加。
(餌はサビキで釣ったサバを冷凍保存していたものです)
ちゃんとタコが釣れました。
でも、ここで問題点が。
タコがかかると餌がずれてしまいます。
そこで木ネジを貫通させて
木ネジの頭は固定用のゴムの引っ掛けに使用し、尖った部分で餌を固定することにしました。
バッチリです。 😆
今製作中のタコ餌木風テンヤ仕掛け
針金を加工してフックまで自作しました。グラインダーをお持ちの方は是非チャレンジしてみて下さいね。
さて、釣れるのでしょうか? 🙂
【まとめ】
我が家では、タコのごま油とネギを和えた1品が好評でした。
タコ釣りは釣って楽しく、食べて美味しい。おまけに仕掛け作りを工夫するのがまた楽しい 😛
でも注意点もあります。
・漁業権
釣り場によっては漁業権が設定されていることがあります。
漁業権が設定されている地域でタコを釣った場合、密漁としての罪に問われることがあります。
必ず自分の釣る地域が、漁業権に反しないか確認をしましょう。
・ルールとマナー
各地域の釣り場にはその地域でのルールがあります。
そのルールをしっかりと理解し守るように心がけましょう。
またゴミの放棄なども深刻な問題になっています。
その地域で釣りを楽しませて貰っていることを忘れずにゴミは必ず持ち帰るようにしましょう。
ライフジャケットの着用も忘れずに!