東京オリンピック2020 サーフィン競技の楽しみ方
こんにちは! logiです
残念ながら東京2020オリンピックは延期となりました。2020-04-03更新
2020年オリンピックイヤーが遂に来ましたね。
今回の大会からオリンピック競技に追加されたサーフィンの見どころや楽しみ方を解説します。
サーフィンは知っているけど詳しくは知らないって方は事前に予習しておくと楽しめると思います。
この記事がお役に立てば幸いです。
【東京2020サーフィン競技】
◊ 競技会場
東京2020サーフィン会場は、釣ヶ崎海岸サーフィンビーチで開催されます。
釣ヶ崎海岸サーフィンビーチは太平洋に面する九十九里浜の最南端に位置します。
“通称 志田下” と呼ばれています。
会場へのアクセスは、JR外房線「上総一ノ宮駅」で下車して、シャトルバスが運行される予定になっています。 *駅は追加・変更の可能性があります。
◊ 開催日時
7月26日(日)~8月2日(日)
実際に競技が行われるのは4日間ですが、波が無かったり、天候の影響により延期などの可能性も踏まえて開催日程は8日間に設定されています。
◊ 競技について
サーフィン競技はショートボードで行われます。
サーフボードには、
・長さ6フィート(約183センチメートル)前後のショートボード
・長さ9フィート(約274センチメートル)以上のロングボード
・ショートボードとロングボードの中間にあたるファンボード
がありますが、今大会の競技はショートボードのみとなっています。
◊ 競技ルール
・競技時間は、1ヒート20分~35分くらい。
・オリンピックでは4人ずつ競技を行う「4メンヒート」方式で、2人が勝ち抜けるトーナメント戦になります。
*選手は、赤や青、黄、白などのTシャツを着て競技するので、自分の応援する選手が次のヒートで何色のシャツを着るのかチェックしておきましょう。
・時間内に乗ったライディングをジャッジが採点し、そのうちの最も得点が高い2本の合計点で争います。
◊ サーフィンの採点
1本のライディングに対してジャッジが以下の点数をつけます。
・0.1〜1.9(Poor)
・2.0〜3.9(Fair)
・4.0〜5.9(Average)
・6.0〜7.9(Good)
・8.0〜10.0(Excellent)
つまり1ヒートの満点は20点満点となります。
採点は、技の難易度やバリエーション、スピード、パワーなどを数人のジャッジが行います。
大きな波をキャッチし、ダイナミックな技を成功させると高得点に繋がります。
選手のライディングが如何にダイナミックでスピードがあるかなどを、自分がジャッジしてみるのもひとつの楽しみ方になるかもしれませんね!
◊ 大技
サーフィンの見どころとしては、やはり大技が見ものになります。
・エアリアル・・・波を発射台にして空中に飛び出すアクロバティクな大技です。
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・チューブライディング・・・チューブと呼ばれる波のトンネルをくぐる大技です。
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どちらも波質が良くなければ中々成功しません。
当日の波が良い波であることを祈りましょう!!
◊ 優先権ルール(プライオリティ)
優先権を持つサーファーが優先的に波に乗れると言うルールがあります。
優先権は順番に入れ替わります。優先権を持った選手が波に乗った時や乗ろうとアクションした時に(乗っても乗らなくても)優先権は次の選手に移ります。
この優先権を駆使しての駆け引きも見どころのひとつです。
◊ インターフェアレンス
優先権を持った選手を妨害したり、優先権ルールを守らなかった選手に課せられる罰のことで減点対象になります。
【注目選手】
◊ 五十嵐 カノア
注目すべきはやはりこの人
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五十嵐 カノア
誕生日:1997年10月1日
出身地:カリフォルニア・ハンティントンビーチ
身長:180cm
体重:75kg
五十嵐 カノアは、日本人の両親を持ち、アメリカで生まれ育ちました。
3歳からサーフィンを始め、世界最高峰の大会であるCT(チャンピオンシップツアー)に日本人として唯一参戦している選手でもあります。
2019年のツアー第3戦で、日本人として初の優勝も果たしました。
米国選手としてCT(チャンピオンシップツアー)に参戦してきた五十嵐カノアですが、東京2020では、日本選手として出場することを希望して参戦することになりました。
なんとも嬉しい話です^^
その他に、男子なら村上 舜・大原洋人、女子は松田詩野 、前田マヒナ、脇田紗良
など注目したい選手がいますが、実際に東京2020オリンピックに出場できるのは男女各2名となっています。
◊ 外国人選手
ジョーディ・スミス
ジョディ・スミス(南アフリカ)のスムーズかつパワフルな演技、人間業とは思えないサーフィンにも注目しましょう。
アメリカ代表としては、コロへ・アンディーノ・ジョン・ジョン・フローレンスなどが有力視されています。
またサーフィン界のキングと言われているケリースレーターの出場の可能性もあります。
女子ではオーストラリアのステファニー・ギルモア、サリー・フィッツギボンズの出場が確定。
こちらも注目したいと思います。
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【まとめ】
今回は2020年7月26日(日)~8月2日(日)釣ヶ崎海岸サーフィンビーチ(通称:志田下)で開催される、東京2020オリンピックサーフィン競技のルールや注目すべき点、話題の選手などについて紹介しました。
今後、次々と出場が決まる選手からも目が離せません。
海外選手のダイナミックなサーフィンや、日本人選手の活躍が楽しみですね!!