地球温暖化と異常気象を考える。どうなる?何が出来る?
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こんにちは! logiです。
オリンピックイヤー2020年の冬は異常なくらい暖冬ですね。
この様な異常気象はなんで起こるのでしょうか?
また、この様な状況が続けばどうなるのでしょうか?
そして今私たちに何が出来るのでしょうか?
私たちの子孫の将来のためにも真剣に考えなければならない時期に来ていることは間違いないと思います。
今回は、
・近頃の異常気象の原因はなにか?
・このままだと将来どうなってしまうの?
・私たち個人レベルで出来ることは何?
と言うテーマで考えていきたいと思います。
【異常気象】
◊ 異常気象の定義
異常気象には定義があります。
異常気象の定義 = ある場所で30年に一回程度しか起こらない現象のこと。
しかしながら最近では、この様な30年に一回程度しか起こらない現象である異常気象が1年に何度か起こることがあります。
・これまでに経験したことのないような大雨
・ただちに命を守る行動をとってください
この様な呼びかけを耳にする機会が増えました。
◊ 異常気象の原因
異常気象の原因は、地球の温暖化と言われています。
【地球の温暖化】
・地球の温暖化は、実際には肌で感じることが出来る様なことではありません。
👉 何故なら、気温が上がったり下がったりしながら、数十年単位で振り返ってみた時に平均値が上がっていたということを温暖化が進んだと言っているからです。
最近の100年間で平均温度は0.78℃上がったと言われています。
・0.78℃の上昇が大きい?
👉 最後の氷河期から約10万年の間に、平均温度は約3〜8℃上がったと考えられています。
そのことと比較すると僅か100年ほどの間に0.78℃の上昇はとても大きいと言えます。
そして、この100年間で海水面は19cmも上昇していると言われているのです。
日本においては、この100年あたりで約1.19℃上昇しています。
◊ 地球の温暖化の原因
地球の温暖化の原因となっているのは様々なガスが影響していると考えられています。
なかでも二酸化炭素はもっとも温暖化への影響度が大きいと言われています。
産業革命以降、化石燃料の使用が増えたことで大気中の二酸化炭素の濃度も増加しています。
・地球の温暖化のしくみ
太陽から降り注ぐ光が地球の地面を暖めます。
そして、その地面から放射される熱を大気中の水蒸気や二酸化炭素、メタンなどの温室効果ガスが吸収し大気を暖めているのです。
近年は、産業活動が活発になったため、温室効果ガスが大量に排出されるようになり、大気中の濃度が高まり熱の吸収が増えたことにより気温が上昇していると考えられています。
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◊ 地球の温暖化が進めばどうなる?
26,840種類もの野生生物が絶滅するかもしれないと言う研究結果があります。
また小さな島なら海水面が上昇して海に沈んでしまうかもしれません。
干ばつや洪水を引き起こす極端な気象変化を増加させる。
森林火災が増える
◊ 地球温暖化の対策
・パリ協定: 2015年にパリで開かれたパリ協定において、温室効果ガス削減に関する国際的取り決めを話し合う「国連気候変動枠組条約締約国会議(通称COP)」で合意しました。
- 世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする
- そのため、できるかぎり早く世界の温室効果ガス排出量をピークアウトし、21世紀後半には、温室効果ガス排出量と(森林などによる)吸収量のバランスをとる
日本は、2030年度までに2013年度と比べて二酸化炭素の排出量を26%減らすことを目標にしています。
【私たちに出来ること】
◊ 二酸化炭素の排出を減らす
・車での移動を減らす。
これは簡単そうで難しいことですね。
私たちの様なサーフィンやバイクツーリングなどを趣味としている人間にはかなり難しいことになります。。。
でも、例えば車中泊では当たり前のことですがエンジンをかけたままにしない、停車中であってもエンジンを止めるとか、二酸化炭素の排出を減らす意識をもって行動することが大切だと思います。
また通勤や買い物の際に公共交通機関や自転車を利用するように心がけることも有効ではないでしょうか!
・電気の無駄を省く
冷房の設定温度を1℃高く、暖房の温度を1℃低く設定する。
主電源を切る。長時間使わない時は、コンセントを抜く。
ジャーの保温を止める。
家族が別々の部屋で過ごすのではなく、なるべく同じ部屋で過ごすことで暖房と照明の利用を減らす。
・資源の節約
買い物袋を持ち歩きレジ袋を減らす。
水筒を持つようにし、ペットボトル使用を減らす。
なるべく瓶に入った商品を選ぶ。
・自然の再生可能エネルギーを積極的に利用する
太陽光発電の設置
太陽熱利用温水器の設置
屋上の緑化
高効率給湯器(CO2冷媒ヒートポンプ型)(蓄熱回収型)
【まとめ】
一人一人が出来ることはとても小さいことですが、地球温暖化を止めるためには、世界のみんなが力を合わせて取り組んでいくことが大切だと思います。
ただ、地球温暖化の原因は二酸化炭素ではない と言うような意見もあります。
武田教授が暴く、「地球温暖化」が大ウソである13の根拠
いずれにしても私たちの次世代のことを考えて地球の環境を守る為にも、今回の記事で述べたことを意識して生活することは有意義なことではないでしょうか?
地球温暖化を招いている本当の原因は、私たちの心の中に潜んでいるのかもしれません。